右下の奥歯を治療途中で放置していたら、痛みが出た症例 歯ぐきにプツッとできものができている症例 (根管治療)
1年程放置していらっしゃったようです。
痛む歯のまわりの歯ぐきにプツっとしたできものも気になるとの事。
歯の根の先に膿がたまり、歯ぐきを伝って外に出ています。根尖性歯周炎を疑い、レントゲンをとります。
レントゲンになります。治療中の仮蓋から菌が入り込み、根の先が黒くなっています。(根尖性歯周炎)
神経のトンネルをクリーニングしていきます。
仮蓋を外すと黒い虫歯が広がっていました。
さらに神経のトンネルが腐って膿が出てきます。
before
after
クリーニング後1週間で、歯ぐきのできものが小さくなり、痛みもおさまりました。
2週間後、完全によくなったので、神経のトンネルをガッタパーチャーと呼ばれるお薬で満たしていきます。
しっかりとつめこみ、上部を治していきます。
セラミックインレーにて対応しました。
セラミックは表面性状が非常に優れており症例によっては二次的虫歯の抑制にとてもおすすめの修復材になります。
審美的にも喜んで頂けました。
この様に虫歯治療の途中の歯がある場合、問題が生じている事が非常に高いので、お早めに受診される事をおすすめ致します。
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